旧裏ポケカ図鑑

GEM率(PSA10率)とは?旧裏カードの鑑定難易度の見方

旧裏ポケモンカードのPSA鑑定データを見ていると、「GEM率」という言葉に出会います。GEM率は、そのカードでPSA10(GEM MINT)がどれくらい出ているかを示す割合で、カードの状態維持の難しさや、PSA10個体の希少性を読み取るための指標です。

この記事では、GEM率の定義と計算方法、旧裏カードでGEM率が低くなりやすい理由、そして当サイトの実データを使ったGEM率の読み方を解説します。

GEM率の定義:PSA10枚数 ÷ 総鑑定数

GEM率(PSA10率)は、次の式で計算されるシンプルな割合です。

GEM率の計算式
GEM率(%) = PSA10の枚数 ÷ 総鑑定数 × 100

たとえば、あるカードの総鑑定数が1,000枚で、そのうちPSA10が100枚であれば、GEM率は10%です。当サイトのカードページやランキングに表示されるGEM率も、この定義(PSA10枚数÷総鑑定数)で算出しています。元になるデータはPSA社が公開しているPopulation Report(鑑定数レポート)です。鑑定の仕組みそのものについてはPSA鑑定に出す方法で解説しています。

旧裏はGEM率が低くなりやすい

旧裏カードは1996年〜2001年頃に発行されたカードです。発行から20年以上が経過しており、次のような理由からPSA10の獲得が難しく、GEM率が低くなりやすい傾向があります。

つまり、見た目がきれいな旧裏カードであっても、PSA10の基準を満たすのは簡単ではありません。近年のカードと同じ感覚でGEM率を見ると、旧裏の数値の低さに驚くかもしれませんが、これは旧裏全体に共通する傾向です。

GEM率が低い=PSA10の希少価値が高い?

GEM率が低いカードは、それだけPSA10個体が出にくいことを意味します。このため「GEM率が低いカードのPSA10は希少価値が高い」という見方が成り立ちます。実際、総鑑定数が多いのにGEM率が極端に低いカードのPSA10は、市場で高く評価されることが少なくありません。

ただし、GEM率だけで価値が決まるわけではありません。カード自体の人気、総鑑定数の規模、市場の需要など複数の要素が絡むため、GEM率はあくまで「PSA10の出にくさを測る一つの目安」として捉えるのが適切です。総鑑定数が少ないカードでは、数枚の鑑定結果でGEM率が大きく変動する点にも注意してください。

実データで見るGEM率の差

当サイトの2026年7月時点の集計から、GEM率の対照的な例を2枚挙げます(数値は今後のPSA鑑定の進行により変動します)。

このように、同じ旧裏でもセットや年代、当時の流通のされ方によってGEM率は大きく異なります。VS 第1弾のセットページ第1弾 拡張パックのセットページを見比べると、セットごとの傾向の違いが実感できるはずです。

当サイトのPSA鑑定数データの仕様

当サイトに掲載しているPSA鑑定数・GEM率について、次の2点を押さえておいてください。

ランキングでGEM率を比較する

個別カードのGEM率を1枚ずつ確認するのも良いですが、全体像をつかむにはランキングが便利です。GEM率ランキングでは旧裏カードをGEM率順に並べて比較でき、PSA鑑定数ランキングでは世界でどのカードが多く鑑定されているかが分かります。PSA10の希少性を調べたいとき、鑑定に出すカードを選ぶときの参考にしてください。