旧裏ポケカ図鑑

旧裏「マークなし(初版)」の見分け方|第1弾拡張パックの初版判定

旧裏ポケカの中でも特に注目されるのが、1996年10月20日発売「第1弾 拡張パック」の初期ロット、いわゆる「マークなし(初版)」です。同じカードでも初版か通常版(マークあり)かで、PSA鑑定数や相場の目安が大きく異なるケースがあります。

この記事では、マークなし初版の判定基準、具体的な見分け方、そして当サイトでの版別データの見方を解説します。

「マークなし(初版)」とは何か

旧裏カードの右下すみには、カードのめずらしさを示す「レアリティマーク」(●・◆・★)が印刷されています。しかし、第1弾拡張パックの最初期ロットにはこのレアリティマークが印刷されておらず、のちの増刷分から追加されました。

このため、第1弾拡張パックのカードは次の2種類に分かれます。

マークなし(初版)
発売初期のロット。右下のレアリティマークが印刷されていないもの。流通量が少ないとされ、コレクターからの人気が高い版です。
マークあり(通常版)
増刷以降のロット。右下にレアリティマークが印刷されているもの。市場で見かける第1弾のカードは、こちらの比率が高い傾向にあります。

なお「初版」という呼び方は通称であり、カード自体に「初版」と書かれているわけではありません。マークの有無で判定するのが基本です。また、海外版(英語版)には「EDITION 1」のスタンプが押された1st Editionという別の初版表記がありますが、これは日本版のマークなし初版とは異なる仕組みですので、混同しないよう注意してください。

見分け方:カードのどこを見るか

判定の基本は、カード表面の右下すみにレアリティマーク(●・◆・★)があるかどうかです。

  1. カード表面の右下すみを確認する
  2. ●・◆・★のいずれかのレアリティマークが印刷されていれば「マークあり(通常版)」
  3. マークが見当たらなければ「マークなし(初版)」の可能性が高い

あわせて、次の点にも注意が必要です。

当サイトでは版別に相場とPSA鑑定数を掲載

当サイトの第1弾 拡張パックのセットページでは、収録全96枚について「マークあり」「マークなし」両方の版を扱っており、各カードページで版別の相場の目安とPSA鑑定数(Population)を確認できます。

たとえばリザードン(第1弾 拡張パック)ピカチュウ(第1弾 拡張パック)のカードページでは、マークあり・マークなしそれぞれの鑑定数の内訳を掲載しています。同じカードでも版によって鑑定数の規模が異なることが分かるはずです。

PSA鑑定数の見方や、PSA10の出やすさ(GEM率)についてはGEM率とは?もあわせてご覧ください。

初版の相場は高くなりやすい傾向

マークなし初版は発売初期のロットのみに存在するため、マークあり通常版と比べて流通量が少ないと考えられています。そのため、同じカード・同じ状態であれば、初版のほうが相場の目安が高くなりやすい傾向があります。

ただし、これはあくまで傾向であり、すべてのカードに当てはまるわけではありません。カードの人気や状態、市場の需給によって価格差は大きく変わりますし、相場は時期により変動します。売買の際は、必ずそのカード・その版の直近の取引状況を確認することをおすすめします。当サイトの価格ランキングも相場感をつかむ参考になるはずです。

高額な初版こそ偽物に注意

マークなし初版は高値で取引されやすいぶん、残念ながら偽物やリプリント品が紛れ込むリスクも相対的に高くなります。特に個人間取引やフリマアプリでの購入時は、次の点を意識してください。

具体的なチェックポイントは旧裏ポケカの偽物の見分け方で詳しく解説しています。高額カードの購入前には一読をおすすめします。また、真贋の確認も含めて第三者鑑定を利用したい場合は、PSA公式サイト(https://www.psacard.co.jp/)で申込方法を確認できます。