旧裏ポケカ図鑑

わるいポケモン・やさしいポケモンとは|ロケット団・ジム・neoの世界観

旧裏ポケモンカードには、通常のポケモンとは別に「わるい〇〇」「やさしい〇〇」という名前を持つ特別なカードが存在します。これらは単なるバリエーション違いではなく、カードの世界観と結びついた独自のカテゴリーで、今もコレクターから根強い人気があります。

このページでは、わるいポケモン・やさしいポケモンの意味と登場セット、カードとしての特徴、そして代表的なカードを実際の収録データとともに紹介します。

「わるいポケモン」とは

わるいポケモンは、悪の組織「ロケット団」などに育てられたという設定のポケモンです。カード名が「わるいアーボック」「わるいリザードン」のように「わるい〇〇」となっており、イラストも通常より攻撃的・不穏な雰囲気で描かれています。

初登場は1997年発売の第4弾 拡張パック「ロケット団」です。その後、カツラやナツメといった悪役寄りのジムリーダーが登場するジムシリーズ、特にジム拡張第2弾「闇からの挑戦」の周辺でも世界観が引き継がれ、neoシリーズの第4弾「闇、そして光へ...」で「わるいバンギラス」などジョウトのポケモンにも拡大しました。

「やさしいポケモン」とは

やさしいポケモンは、わるいポケモンと対をなす存在として、2001年発売のneo第4弾「闇、そして光へ...」で登場したカテゴリーです。カード名は「やさしいウインディ」「やさしいカイリュー」のように「やさしい〇〇」で、人と心を通わせた温かみのあるイラストが特徴です。

「闇、そして光へ...」というセット名のとおり、このパックには「わるい」と「やさしい」の両方が収録されており、闇(わるい)と光(やさしい)の対比がセット全体のテーマになっています。やさしいポケモンが登場するのは旧裏ではこのneo4のみで、収録範囲が限られていることも人気の理由の一つです。

ゲーム上の特徴の違い

カードゲームとしての性能にも、世界観を反映した傾向の違いがあります(あくまで一般的な傾向です)。

どちらも進化カードとして通常の「たね」ポケモンから進化する仕組みで、当時のデッキ構築に個性を与える存在でした。

代表的なカード

当サイトに収録している実際のカードから、代表的なものを紹介します。

わるいポケモンの代表カード

やさしいポケモンの代表カード

キラ仕様(★)のわるい・やさしいポケモンは状態の良い個体が年々減っており、美品やPSA高グレード品は相場が高くなりやすい傾向があります(価格は目安であり変動します)。全体の相場感は価格ランキングで、鑑定数の多いカードはPSA鑑定数ランキングで確認できます。

収録セットまとめ

カテゴリー主な収録セット発売時期
わるいポケモン第4弾 拡張パック「ロケット団」1997年
わるいポケモン(世界観の関連セット)ジム拡張第2弾「闇からの挑戦」1999年
わるい・やさしいポケモン第4弾「闇、そして光へ...」2001年

このほか、「わるいライチュウ」が第2弾「遺跡をこえて...」に収録されているなど、例外的な収録もあります。プロモとして配布された「わるいフシギバナ」「わるいペルシアン」のような、パック以外の入手経路を持つカードも存在します。また、neo4にはひかるポケモンも同時収録されており、わるい・やさしい・ひかるが揃う特別なセットになっています。カードのレアリティ記号の読み方はレアリティ記号の解説を、旧裏全体の基礎知識は旧裏ポケカとはを参照してください。

わるいポケモン・やさしいポケモンは、収録セットがはっきりしているためコレクションの目標を立てやすいカテゴリーです。「ロケット団のわるいポケモンをキラだけ集める」「neo4のやさしいポケモンをコンプリートする」など、テーマを決めて集める楽しみ方に向いています。状態の良い個体を長く保ちたい場合は、保管方法ガイドもあわせて確認してみてください。